夕方になり彼はひどく疲れている、勿論のこと仕事を沢山こなした勲章である。もうこれ以上は働けないぞ! うちに帰って、死んだように眠るだけ。帰路の途中で力尽きたら労災は認定されるだろうか?こんなになるまで仕事させた万年課長が悪いのさ。
疲労も吹き飛ぶ黄色い声「太郎君も飲みにいかない?」
もちろん行きます、元気です!
12時近くにやっとお開きになり、自分は疲れていたんだと思い出す・・・
思考を遮る黄色い声が「カラオケ!」
もちろん行きます、元気です!
目が覚めると二日酔い、昨日は何時に帰ったのだろう、覚えてなくてもここは俺の家だし、死んでもいないし助かったようだ。しかし、ぜんぜん酒は抜けていないし、今日の私は病人であるから、会社には行けないぞ仕事どころじゃないんだぞ!
よく考えると、今日は日曜日だから仕事なんか無かったのだ、その代わりに、海に遊びに行く約束があったのだ。花子も純子も先輩たちも一緒に行くんだ、寝てられないから仕方ない。
元気に出発! 行ってきます。
結局、帰りはビールで乾杯! もちろんその後は覚えていない・・・
どうにか絶えている午前中。
やっときましたお昼休み、死にそうな顔して栄養満点ドリンクを飲んでいると、万年課長が現れて
「また昨日も遊び過ぎか、そんなもん飲んでも気休めだぞ」
あんたもしょっちゅう飲んでいるでしょ。まあ確かに、数百円のドリンク一本で元気に成れれば医者は要らない、しかし、「病は気から」と言うだけあって気休めになればいいのである。