あなたは間違っている!

あなたは誰なの?そう聞かれると・・
「夜な夜な繁華街をうろつき、酔った奴を見つけ出しては、そいつの自宅まで追い掛け回して、その挙げ句に金を巻き上げるという荒業を働いている者です」こんな風に答えてしまいます・・・。

この物語はある地方都市で活躍している、代行車を走らせているグループから発した話題を誇張したものである、くれぐれも真面目には読まないで欲しい。

あなたの間違い其の1

週末になって酔っ払いが増えると忙しくなる・・・
電話を貰ってから30分以上かかる事も珍しくはないのだ。
「○○○だけど車1台お願い・・・」
「申し訳有りません、只今混雑しております。30分ほどかかりますが、よろしいですか?」
「はい、いいよ」
−−−−−そして30分後−−−−−
「お待たせ致しました○○○代行です!」
「・・・今、1曲入れちゃったから待ってて」
−−−−−1曲終わって数分後−−−−−
「すみません、そろそろよろしいですか・・」
「まだ、飲んでるんだからもうちょっと待てよ!」
「後が詰まっているので、早めにお願いします・・・」
そうなのである、このお客様にしてみれば30分待ったのだから、代行車も待って当たり前だと言う態度なのである。
しかし、代行車を待っているお客様が溢れている週末・・、次のお客様は30分プラスα待って頂くことになってしまうのである・・。

あなたの間違い其の2

お客様A
「今日はおまわり出ているの?」
「いやぁ、まだ見ていないですね・・」
「じゃあ、ここで降ろして」
お客様B
「いつも助かるよ・・、警察に捕まらないのも代行さんのおかげだ・・」
・・・あのね、私たちは飲酒運転で捕まらない為に働いているんじゃないよ、本当に恐いのはお酒のために事故を起こしてしまうこと。

 

あなたの間違い其の3

「どちらまで行かれますか?」or「お帰りはどちらですか?」
こう聞くと・・
「一緒に乗っていくんだから、俺の言う通りに行けばいいんだ!」
こう答えるお客様がいる。
私たちが行き先を確かめるのは、道のりを確認するためよりも、このお客様を送っていくのに、どれくらいの時間が掛かるかを知りたいのだ。そうしないと、次に電話をくれたお客様に「○○分ぐらいで行けます・・」そう、こたえられないじゃないですか・・。

あなたの間違い其の4

酔っ払って「俺は誰も信じていないんだ!」
こんな事を言うお客様にも良く出会います・・。
しかし、本当に誰も信じない人は、何処の誰だか分からない私に車を運転させはしないでしょう・・・。
和歌山のカレー事件や地下鉄サリン事件の後に、外出できなくなった人・近所に遊びに行くのに水筒に水を持っていった人たちの気持ちが分かりますか??

あなたの間違い其の5

酔っ払って「俺は貧乏なんだ!」
そんなに貧乏な人がスナックから出てきますか?
余談になるが貧乏の5段階活用(活用するな!)・・・
「金が無いと口癖なだけ・・」
「無駄金使って金が無いタイプ」
「やりたいことも出来ないタイプ」
「空腹を我慢しなくちゃいけない貧乏」
「空腹もわからなくなる貧乏」
ほとんどみんな口癖なだけの貧乏。

あなたの間違い其の6

私も、以前聞いたことが有るし、好きな言葉なんですが、
「奪い合えば足りない、譲り合えば余る・・」
こんな話がある。みんなそう考えていれば、争い事は無くなるはずなんだが・・。
今日のお客さんAは、一緒に飲んでいた友人Bが自分の考えを発言するのを制止しながら、この言葉を連呼したあげくに・・
「そうなんだから、おまえは黙ってろ・・・」
本当にわかっているのだろうか??

 

私も間違っている・・・

郊外の道を120キロで走っていて、前を走る車をノーブレーキで追い越そうとして・・、直前にパトカーだと気がついて、タイヤをロックさせながらブレーキをかけて速度を落としても・・、何も言わないで見逃してくれた「おまわりさん」ごめんなさい。