今でこそビックフットのビンディングも良くなってきたが、昔のタイプはよく壊れました!
そして、ステップインの気軽さを求め、ビンディングを交換しようとする人も結構多いので、私の少ない経験と知識の中から教えられることを紹介します。
ちなみに私は交換後の重さがビックフットに、似合わない気がしてやめました。

ビンディングの交換その1

説明の為に用意したビンディングは、ターンテーブル方式のロシニョールと、普通のビンディング代表でマーカーの物であります。
最初にブーツのサイズに合わせて、それぞれのビンディングを並べてみました。それぞれ、同じサイズのブーツがセットされた位置に並んでいます。下敷きの目盛りは5cm単位です。
赤がビックフットのビンディングを固定しているビスの位置です。
黄色はターンテーブル方式を、青はその他のビンディングを固定するビスの位置です。
横からビックフットを見ると、ビスをねじ込める厚さがあるのは赤の印の間の約30cmだと言うことが解ります。
その範囲内で固定できるのは、ブーツのサイズでも変わりますが、ターンテーブル方式が適していることが解ります!
ターンテーブルの欠点は通常売価が、ビックフットと変わらない値段がしてしまうことでしょうか・・・。

ビックフットは板の厚さがあまりありません、ビスの長さには注意しましょう。

元のビス穴はエポキシ系のボンドで塞ぎましょう

ビンディングの交換その2

まずは何より「物を作る基本」は、壊すことからです。

メインで使っている黒い方のビンディングがそろそろ寿命なので、赤い方(ブル)からビンディングを移植する手術です。

とりあえず、ネジをはずしてみたところです。

・・・素直にブルで滑ればいいじゃないと思うでしょうが、板が派手すぎて、ボールが負けちゃうのよ・・・

使用するドリルですが、なぜか3.6mmが多いですね、なんか決まりでもあるのでしょうか?
取り付ける方のビンディングのビスを見てくださいね、ビスのギザギザの谷の部分で採寸していますが、とりあえずは写真のように、ビスとドリルの刃を並べてみて、だいたい一緒か・・・、この程度の判断です。
#専門家からこれは3.2mmですと忠告がありました#

取り付ける方の板は正確に寸法を測りましょう。

私がいつもやる方法は、もともとのビンディングが左右対称のビス位置で、板のセンターに付いていたと言う仮説に基づき(ほぼ間違いないと思います)、左右のビスの中心を結ぶ線を2等分した・・・要するに真中ですね、これをマークします。

写真は黄色い付箋紙の角が板のセンターで、それを2箇所計測して縦にテープ(透明なので見えにくいですよね)を貼ったところです。

さて、ドリルの準備です。

穴開けをミスると大変です。やっちゃいけないのが「貫通」と「ちょっとズレル」この2点ですね。
貫通についてはドリルの刃に付ける、こんな奴があります(写真の使用方法は間違った使い方ですが)。無ければ刃にガムテープを巻きつけてもどうにかなりそうです。
穴の深さは元々付いていた方のビンディングにビスを刺して、後ろ側の出っ張った長さが、穴の深さと言うことになりますね。

先ほどの「穴がちょっとずれる」これは開けなおしが出来ませんし、元のビス穴とあまりに近い場所に穴あけも不安が残りますね。
このようなことも考慮してビンディングの位置を決めましょう。赤い矢印が元の穴、青い矢印が新しい穴です。

このビンディングには8個の穴がありましたが、一気に絞めることはやめましょうね。
まず、全てのビスと穴の位置があっていることを確認してください、ネジ穴にビスを入れてカチャッと収まればOKですね。
2分の1ぐらい閉めこみます、一例ですが写真の@〜Gまで対角線上に絞めて行くといいかもしれません。
そしたら、もう一度上記の順番で手で軽く絞まるぐらいまで、全てのビスをやってください。
そして初めて、しっかりと絞めるぐらいでいいと思いますよ。

ここからは私特有の作業ですが、ビンディングが変わればそれに付いているボールの金具も作り直しです。
右の黒い方の針金がボール用です。採寸を間違えてしまい、5mmほど足りなくなってしまいました、ここを溶接しようと思っていたのですが、出来なくなってしまいましたが、今までのビンディングより穴が深いので、外れたりすることは無いかと思います。いままで、何回もボールに逃げられました・・・

だいたい完成の図です。
ブーツを止める金具がかかと側にあると、板を履くときに大変なのですね、つま先側にあるものの方が便利そうでしたので、今回の交換は期待しているのですが・・
ボールとぶつかってしまう事が心配されましたが、本当に金具を止めることが「かなり困難」な出来具合でした。
それでは困るのでレバーを半分ぐらいの長さにカットしまして、装着の妨げにならないようにしました(下の写真)。

後で物好きな人が、苦労話など聞きたがるときに「ここ切ったのだよ・・」こんなことが説明しやすいので、左側のレバーは切らないで残してあります。

リーシュコードは大足教のメンバーが手作りで作っている物です。単純明快な仕組みですので壊れにくく、使いやすい! これは大足教とその他にも愛用者が沢山いることで証明されています。